クラブ設立時に頂いた祝辞



東京都知事
石原 慎太郎氏

祝辞


東京大江戸ライオンズクラブ認証状伝達式がここに開催されますことを心からお慶び申し上げます。

 貴クラブは本年7月に結成されたばかりの若いライオンズですが、将来の日本の立場を考え、「アジアから貧困を無くし、全ての人々が教育と医療サービスを受けられるようにする」というスローガンの下、精力的に活動していることと思います。

 大都市東京ひいては日本の将来を担うのは子供たちであり、青少年です。しかし今、彼らは豊かさを享受している反面、これまでにない様々な問題に直面しています。これも孤立化した家族や地域社会の衰弱が子供を育てる力を低下させているからにほかなりません。若者の危機は日本社会そのものの危機でもあります。そこで、東京都の力を結集し、さらに関係機関と協力して青少年の健全育成に複合的・重層的に取り組んでいます。

 チャーターナイトという新たな門出に当たり、会員の皆様におかれましては一層結束を固められ、青少年の健全育成にもご尽力いただくとともに、様々な奉仕活動を活発に展開されていくことを念願いたします。

 最後に、東京大江戸ライオンズクラブの今後益々の御発展とここにお集まりの皆様の御活躍と御健勝を記念して挨拶といたします。


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日本赤十字社 副社長
近衛 忠輝氏

祝辞


 それぞれに立派な伝統を誇る、東京新宿ライオンズクラブと横浜みなと馬車道ライオンズクラブが、このたび県境をまたいでスポンサーとなられ、新に東京大江戸ライオンズクラブを結成されました。本日その快挙を祝うチャーターナイトが盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げますとともに、ここに至るまでの熊野会長始め関係者の皆様のご努力に対し、深く敬意を表したいと存じます。

 330-A及びB地区のライオンズクラブの皆様には、長年に亘り赤十字活動に様々な形でご支援をいただいており、中でも献血へのご協力については特筆されねばなりません。例えば、新宿駅では年間3万人以上の方が、又山梨県内では10人に1人の方がライオンズクラブの皆様の呼びかけにより献血して下さっています。神奈川県内でのライオンズクラブによる献血の回数は、年問452回にも上ります。これらのかけがえのないご協力に対し、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

 東京大江戸ライオンズクラブの初代会長となられた熊野さんには、日本赤十字社が行なっている様々な活動に、物心両面にわたってご協力を頂いてきましたが、その熊野会長の下で誕生したばかりの東京大江戸ライオンズクラブが、「アジアから貧困を無くし、誰でも教育と医療サービスが受けられるようにする」とのスローガンを掲げ、社会貢献を積極的に進めて行こうとしておられることは大変心強く、心から歓迎したいと存じます。

 本日のチャーターナイトをもって、日本赤十字社にとっては志を同じくする新たな仲問がもう一つ誕生したことになり、そのご発展を祈念せずにはいられません。


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ライオンズクラブ国際協会
330-A地区ガバナー 
L山浦 晟暉氏

祝辞


本日ここに、東京新宿LCと、横浜みなと馬車道LC両クラブのスポンサーによる東京大江戸LCがめでたくチャーターナイトを迎えられますことは、私が所属する東京新宿LCの一メンバーとしてもこの上ない喜びであります。

 東京大江戸LCは昨年度、330-B地区前ガバナー伏見龍Lとの出会いから生まれました。それは330-A地区と330-B地区との準地区の枠を越えた、共同アクティビティとしてのエクステンションでした。

 まさに、これは新しい歴史と友好の第一歩の「しるし」かと思われます。
 又、私がガバナーに就任して一ヶ月足らずの7月30日にその結成式が行われたのも、AとBとの結びの神、伏見前ガバナーの英断によるものと、改めてその勇気に感謝と御礼を申し上げます。

 そして東京大江戸LCはその名の通り、新宿を起点とする大江戸線に因み名付けられたとも伺っています。従って新宿地域を拠点に奉仕活動する11Rに配属されたのも自然の帰結であります。
 そして、貴クラブは地域活動は元より、モンゴル国を始め、ミャンマー等、結成当初から広く海外へ目を向け、国境を越えた奉仕活動をスローガンに掲げています。
 
 これこそ、地球を一つにとらえた新世紀にふさわしいLCの誕生かと思われます。
 それは単一クラブの海を越えたアクティビティの始まりであり、真の国際化の証しであります。又、世界第二位のライオンズ国、日本に寄せられた期待でもあります。
 
 どうか、本日のチャーターナイトを契機として、貴クラブ各メンバーがライオンズスピリットの何たるかを更に理解し、叡智と友情の絆を深め、世界に羽博くライオンズクラブとして飛躍されますことを祈念し、祝辞と致します。


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330-B地区元地区ガバナー
名誉顧問(国際理事)

L伏見 龍氏

祝辞

東京大江戸LCCNに関して一衆人皆師一


 広い世界を一つに結ぶ、同じ志の手と手に通う…これは「ライオンズクラブの歌」の一章節ですが日本にライオン
ズクラブが上陸して52年、経済成長にも支えられ、目覚ましい発展を遂げ、世界中190力国140万人を擁する巨大
な組織となりました。13年前に男性のみのライオンズの歴史の中で女性にも入会を許され、奉仕の道が開かれ大変活発に活動され、高く評価されているところであります。

 貴クラブは本年7月30日に山浦キャビネットが始まって間もない時、横浜みなと馬車道LCと東京新宿LCとの合同スポンサーにより結成され、その会員数も30名近くになる前途洋々たるクラブとして世界を股にかけて活動されている若い有能なマルチメンバーの集合体として結成され、今後が益々期待されています。本日ここにその認証状の伝達式が挙行出来ます事は、その仕掛け人キューピット役としてこの上もない喜びであり、光栄であります。

 さて、21世紀の社会において私達ライオンズクラブが社会で、地域で何を期待されているかが、今後大きな問題であります。これからは個人一人一人がその能力や持てる力を充分に生かし、他人を思いやり、自然を愛する人間性豊かな心を持ち合う事が求められています。

 これからはメンバーの持てる力を合わせて共に明日を、未来を、又ライオンズをクリエイティブし、奉仕に私達の夢や希望を乗せて感動するドラマを創っていこうではありませんか。これからの奉仕は一人でやるのではなく、その地域を巻き込み、行政のサポートや協力を得て、それぞれの各奉仕団体と力を合わせて推進していく事が大きな成果に繋がる事と思います。

 この記念すべき日を新たな出発点として益々御活躍され発展されます事をご祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせて頂きます。


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ライオンズクラブ国際協会
330-B地区ガバナー

L宮田 謙一氏

お祝いの詔


 330-A地区とB地区が互いに手を結び、東京新宿ライオンズクラブと横浜みなと馬車道ライオンズクラブの両スポンサーによって本年7月30日に結成された貴クラブが、国際協会からの認証状を伝達されるチャーターナイトの式典をここに盛大に挙行されます事は、ガバナーとしてこの上もない喜びであり誠におめでとうございます。

 私は過日の貴クラブ結成会の際に紹介されました「ご尽力されました熊野活行会長と、スポンサーになられた横浜みなと馬車道ライオンズクラブの松本憲八前会長がそれぞれ数年にわたって実施されてきたモンゴル国での医療や教育面でのすばらしいボランティア活動、そして最近の共同でのミャンマー国における同様の活動がベースに有りそれをより発展させるために新ライオンズクラブの結成となった」と云う結成の経緯を拝聴した時、これもライオンズの有り様の一つであり新しい形ではないかと思いました。

 即ち、まず奉仕活動が有り、それを維持するために組織が必要となる、換言すれば奉仕活動(ボランティア活動)がより活発化すればそれによって組織が生まれたり、より大きくなるのではないでしょうか。

 どうか東京大江戸ライオンズクラブの28名のチャーターメンバーの皆様、今日のこのチャーターナイトにおける決意と感動を胸に精進されて益々貴クラブが志す奉仕事業の輪が拡がり、ぜひとも「アジアから貧困が無くなり、誰もがごくあたりまえの様に教育と医療サービスが受けられるようになる事」をご祈念申し上げお祝いの詞とさせていただきます。


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